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 本日、企業会計決算特別委員会が終わりました。
病院事業、水道事業など、4会計の決算を審査して、討論、評決しました。

医療制度改悪のため、療養病床の削減計画が持ち上がったり、老朽水道管が増えたため、保守系の会派が一斉に「水道料金を値上げせよ」と訴えだしたり・・・・

今回の議会もイロイロなドラマがありました。

病院会計の決算討論を掲載します。

【討論】
議第95号 平成27年度(福山市病院事業会計決算認定について、日本共産党の討論を行います。


 本会計は、市民の生命と健康を守るための、重要な砦である、福山市民病院の会計です。

福山市民病院は、がん医療や救急医療など、高度急性期・急性期医療を担う中核病院としての役割をはたしています。

当決算年度の業務概況は、入院・外来延患者数が、昨年度比で1.6ポイント増加し、病床利用率は0.5ポイント増加。
一方、平均在院日数は、0.4ポイント低下し11.0日となっており、類似10病院の平均値よりも短いのが特徴です。
これは「限られた医療資源を効率的に運用していく」とのことですが、効率性・医療費抑制を強調する余り、患者中心の医療から離れることは、あってはなりません。

自治体病院は、地域医療の砦として、都市部からへき地に至るさまざまな地域において、行政機関、医療機関、介護施設等と連携し、地域に必要な医療を公平・公正に提供し、住民の生命と健康を守り、地域の健全な発展に貢献することが使命です。
とりわけ、現在、広島県は、「地域医療構想」を策定し、府中・福山医療圏域で744床の削減が進められるとのことですが、「病床削減ありき」となってはなりません。
また、自治体病院としての役割を発揮するためには、医師や看護師の確保が重要ですが、スタッフ不足は依然として深刻です。
医師・看護師の確保策を、いっそう積極的に進めるべきであります。
以上の事を踏まえ、次の要望意見を付して、賛成討論と致します。

1.消費税増税による影響により、市民病院の損税が、経営に大きな影響を与えています。国に対し消費税増税中止を要請するとともに、8%への増税分の還付を求めること。さらに、「医療はゼロ税率」とするよう、強く要望すること
1.後発医薬品の使用率の引き上げについて、他都市の先進事例も参考にし、さらなる使用率向上へ、早急に、取り組みを強化すること。

1.「広島県地域医療構想」による、強権的な病床削減、患者“追い出し”とならないよう、構想を見直し、圏域内で、必要な医療体制の維持・拡充を図ること。

1.利益優先で、在院日数の短縮を図ることなく、患者優先の立場を貫く事。

1.市独自の医師奨学金制度を創設し、引き続き、医師確保に取り組む事。また、政府に対し、医師の養成数を増やすよう、要望すること。

1.看護師の残業の把握や、働き続けられる労働条件の改善を積極的に行う事

1.田原、広瀬、山野など、の付属診療所が行っているへき地医療をはじめ、周産期医療、小児科医療など不採算部門を積極的に担う事

1.駐車場料金を無料化し、市民サービス向上に努めること。

1.今後、民営化は行わず、自治体病院としての運営を、堅持すること。

1.医療従事者の勤務環境の改善のため、厚労省の「勤務環境改善マネジメントシステム」を導入し、看護師等、医療従事者の負担軽減を図り、職場定着
を進めること。

以上



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by tsuchiya-t-fjcp | 2016-10-14 19:03 | Comments(0)