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全容解明に時間がかかります

 本日も朝から今回の豪雨災害の実態把握に出かけました。
最初に歴史的遺産が数多く残る鞆町の、土砂災害が危険視される地域の崖を見て回りました。
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この方のお宅は窓を開ければすぐ急傾斜の崖が見えます。
10年前から、町内あげて「急傾斜の対策工事を」と陳情をしていましたが、広島県がなかなか工事をしてくれず今日に至っています。
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今回の豪雨で崖の上から石が落ちてきたり、コンクリートが剥離したり、ぱらぱらと小石が降ってきたりで、夜もおちおち眠れないほど不安な日が続きているそうです。
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普段は水が出ない場所に、今回の豪雨で水が染み出しているほか、バラバラと、時折モノが落ちる音がするそうです。
前回の大雨の時には、一抱えもある岩がごろごろ落ちてきたこともあり「もう限界」とのことでした。
お話を聞いていて、身震いがするほど大変な状況でした。
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 この地域は、鞆の浦のまちの成立に深く関わっており、近世からの町割りも景観も変わっていません。

 いずれは伝建地区に拡充される予定もある、との専門家の意見もあり、それらの話をしつつ「いのち最優先」の対応をお願いしました。
 すぐに専門家の調査と、意見を聞く段取りをしました。

 その後は、朝鮮通信使が寄港した、福禅寺対潮楼が雨漏りをしている、とのことで現場を調査しました。
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今年は朝鮮通信使が「ユネスコ世界の記憶遺産」に登録され、注目されている対潮楼ですが。
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今回の豪雨でざんねんながら、雨漏り被害がありました。
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残念な雨の跡がクッキリ。
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これも急いで対策が必要です。

その後は、これまで長い間要望があった、山の土砂崩れを防ぐ「砂防ダム」を見に行きました。
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噴き出す汗をふきふき、山登りをして。
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まだ完成していない工事途中の砂防ダムを見て息をのみました。
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周囲の柵が破壊されつくされて砂防壁の内側が、すでに土砂で満杯でした。
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工事の資材はめちゃくちゃで、上流から流れてきた木が、水の出口をふさいでいました。

 山の麓の川に、大木がどんどん流れてきて町内の住民のみなさんは「まさか砂防ダムが機能していないのでは?」と不安で夜も眠れなかったそうです。
ちょろちょろと水が流れ続け、いつ上流から土砂が流れてもおかしくない状態でした。

他の自治体では砂防ダムが決壊して大被害を発生させていましたが、二の舞にならないように早急な対策が必要です。
広島県の担当課とすぐに連絡をとりあいました。

その後は、「ちょっと見に来てくれ」と山道を歩くと。
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山肌に大量の土砂が横たわっていて、足の震えが止まりませんでした。
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昨日か一昨日に、土砂崩れが起きた、というのです。
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ものすごい量の土砂が、重たくねっとりと山肌をえぐっていました。
遠くから見たら、うっすらと山に線が走っています。
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これも急いで対応が必要です。
壮絶な災害の爪痕を見て被害の多さに頭がぐらぐら状態です。

じつは私の事務所も雨漏り被害にやられてしまい。
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工事をしないといけないと思いながら、毎日が矢のように過ぎ去っています。
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 汗びっしょりの一日が過ぎ去っています。
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by tsuchiya-t-fjcp | 2018-07-11 22:24 | Comments(0)