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弁護士による「憲法講座」

 昨日は、市内でも雪が降り続き寒い一日でしたが、市内で活動する憲法9条を守る活動をしている市民団体が、弁護士による「憲法講座」を開きました。
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 いま国会で大議論になっている安倍首相の「憲法9条へ自衛隊を明記する」改憲提案について、法学上の問題や課題、今後の展望について、萩田啓介弁護士が解説しました。
 
 同弁護士は、「安倍首相は『憲法9条に自衛隊を明記するだけ』なので『何も変わらない』と説明していますが『なにも変えない』という事、そのものが「立法事実がなく改憲のための改憲だ」」と鋭く批判。
 さらに、「これまで自民党の国会議員は『自衛隊は合憲』と主張してきたのに、突然「自衛隊は違憲なので憲法に明記して合憲にしよう」という議論そのものがつじつまがあわない」「自衛隊を憲法に明記しなければ、災害救助にがんばる自衛隊員の士気が下がるという議論は主観的で、およそ法律の議論とは言えない」と、ズバリと指摘しました。

 また、「国民の自衛隊員へのイメージと憲法9条の改変は全く関係ないので、安倍首相が言う「自衛隊を明記するだけで何も変わらないというのはウソ。もし明記すれば、軍拡がさらに進み社会保障が抑制されるなど、あらゆる国民生活に影響が出る」として、「憲法9条がなにも変わらないというのなら、改憲などしなければ良いだけだ」と話しました。

 そして、北朝鮮や中国との外交問題は「対話でしか解決できず、お互いの国同士が疑心暗鬼になっている時だからこそ、外交努力を強めることが必要だ」と強調しました。

萩田弁護士は、新進気鋭の若手弁護士ですが、参加者らは「明快な切り口で分かりやすかった」「憲法9条をまもる署名活動に元気をもらった」と話していました。


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by tsuchiya-t-fjcp | 2018-01-29 15:08 | Comments(0)