2017年 12月 28日
A型作業所「しあわせの庭」問題 第3次緊急要望書を出しました

そのため、市に対しても相談で寄せられた要望を伝え、行政としての取り組みを強化するよう、市長あてに要望書を提出しました。

対応した福祉担当部長は、私たちの要望内容によく理解を示してくれ、誠実な対応を行ってくれています。
行政と連携を密接にしながら、元利用者の方のいのちとくらしを守る取り組みを続けることが確認されました。
要望内容は以下の通りです。
【要望内容】
障害者就労継続支援A型事業所「しあわせの庭」の解雇者の命と暮らしを守る要望書(第3次分)
障害者就労継続支援A型事業所「しあわせの庭」の経営破たんから1か月が経過しました。新聞報道では、解雇された元利用者106人のうち再就職が決まったのは18人のみとの事で、依然として厳しい状態が続いています。
12月24日、「福山生活と健康を守る会」が主催した「なんでも相談会」に日本共産党県市議団は同席し、利用者や家族の相談に応じました。
中には生活リズムが崩れ、体調不良に陥ったり、生活困窮に拍車がかかるなど、深刻な実態があります。これらのことを踏まえ、第三次要望を提出致します。
【要望項目】
一、 福山市は、元利用者を対象に「10人程度の臨時職員を1月中に募集する予定」と報じられています。しかし、再就職先が決まらない元利用者は80人以上になることから、採用人数を大幅に増員すること。
一、臨時職員の募集は、府中市在住の元利用者も対象とすること。
一、元職員も再就職が決まらず、生活困難を抱えています。元職員についても市の臨時職員として採用対象とすること。
一、国の「未払い賃金立て替え制度」による賃金が、一刻も早く支給されるよう国に要請すること。また、解雇予告手当も支給するよう手立てをとること。
一、元利用者支援は、府中市、尾道市などの各自治体と格差が出ないよう連携すること。
一、生活困窮者の要望に機敏に対応できるよう、市の生活福祉資金の原資を増額すること。
by tsuchiya-t-fjcp
| 2017-12-28 15:59
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