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大都会で農業を続けるために・・・行政視察に参加しました

 7月10日から12日まで、所属している文教経済委員会で行政視察が行われました。
1日目の10日には東京都練馬区行われている「農業体験農園」を調査しました。
 
 東京都練馬区は、東京23区の中で世田谷区に次いで2番目の人口71万人、面積48平方kmの、東京23区の中で、もっとも農地面積が広い区です。
 ところが、農地は過去10年間で約326haから244haまで82haも減少しました。これは、農業後継者の不足や、農産物の価格の下落、固定資産税など、税負担などが原因で、練馬区として区内の近郊農業をどのように残すのかが、課題でした。
 
そこで、この「農業体験農園」という事業を開始したのです。
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 これは、市街化区域で農業を行っている農地を1区画30平方メートルで、年間43000円で市民に貸し出す事業です。
 農家の皆さんは、肥料や、農機具、水などのすべて資機材を、年額の利用料を支払った住民に貸し出し、農業指導を行います。
 利用者は、農業のプロに指導してもらい、また、収穫した農産物はすべて持ち帰ることができます。さらに、日常的に農園は農家の方が見回って、手入れをしているため、都市に住む住民は、手ぶらで農業ができるのです。
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練馬区は、都心の住宅地なため、住民のほとんどはマンションなどの集合住宅に住んでおり、福山市のような家庭菜園は、区内にはほとんど見られません。
そのため、住民からは「家庭菜園」をやりたい、という要望が多くあります。
 この「農業体験農園」は、①農家による懇切な農業指導。②都市住民と農業者とが交流できる。③農家が経営として成り立つ農園。といった特徴があり、農家・市民それぞれがウイン・ウインの関係にあります。
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農家にとっては野菜収穫代金と入園料をもらうので、安定した収入が見込めます。
また、都市農園を保全することにも役立ち、農家の雇用の場の確保にもつながっています。
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福山市内の市街化区域の農業を支える施策としても、とても参考になりました[emoji:v-63]
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by tsuchiya-t-fjcp | 2012-07-10 18:55 | Comments(0)